ドイツ RankIII 自走式対空砲 Flakpanzer IV Ostwind / IV号対空戦車 オストヴィント
概要
ドイツランク3の自走対空砲。ヴィルベルヴィントと比べると、機銃の数が大幅に減っているが、新型の砲となり威力が増している。また、車体が4号J型となったため砲塔の旋回が遅くなっている。
ABでの修理費/スポーンコストが明らかに高く、次のOstwind IIの2倍近くとなっており、ツリーの末端に位置するMBTと同じくらいするので非常に使いづらい。
車両情報(v.1.59)
必要経費
必要研究値(RP) | 50,000 |
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車両購入費(SL) | 200,000 |
乗員訓練費(SL) | 44,000 |
エキスパート化(SL) | 200,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 1,300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 3.3 / 3.3 |
RP倍率 | 1.54 |
SL倍率 | 0.8 / 1.3 / 2.0 |
最大修理費(SL) | 5,600⇒*** / 1,600⇒*** / 2,400⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 30.8⇒42.7 / 20.8⇒24.5 |
俯角/仰角(°) | -10/87 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.31⇒0.24 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 30 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
重量(t) | 25.0 |
エンジン出力(hp) | 426⇒525 / 265 ⇒ 300 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 42 / 39 |
実測前進~後退速度(km/h) | 42 ~ -7 / 38 ~ -7 |
視界(%) | 120 |
乗員数(人) | 5 |
武装
種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 |
機関砲 | 3.7cm FlaK43 | 37 | 1 | 1000 |
---|
弾薬
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
既定 | APHE/FI-T | - | - | - | 49 | 46 | 33 | 22 | 14 | 10 | - |
Sprgr. 18 | FI-T | 0.62 | 49.3 | 820 | 3 | 20 | |||||
PzGr | APHE | 0.69 | 22.1 | 770 | 49 | 46 | 33 | 22 | 14 | 10 | 30 |
M.Gr.18 | FI-T | 0.55 | 108 | 914 | 4 | 40 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | *** | *** |
---|---|---|---|
Parts | *** | *** | |
Sprgr.18 | 2300 | *** | |
Turret drive | *** | *** | |
II | Suspension | *** | *** |
Brake system | 2000 | *** | |
FPE | *** | *** | |
PzGr | 2000 | *** | |
Adjustment of Fire | *** | *** | |
III | Filters | 5700 | *** |
Elevation Mechanism | *** | *** | |
IV | Transmission | 4900 | 11000 |
Engine | 4900 | *** |
カモフラージュ
名称 | 条件 | 説明 |
既定 | - | 標準スキン |
---|---|---|
二色迷彩 | プレイヤー撃破 200 / 200GE | 標準的な二色夏季迷彩 |
斑点迷彩 | プレイヤー撃破 230 / 200GE | 標準的な三色夏季迷彩 |
ライン | プレイヤー撃破 270 / 200GE | 標準的な三色夏季迷彩 |
冬季迷彩 | プレイヤー撃破 300 / 200GE | 標準冬カモフラージュ |
研究ツリー
前車体 | Flakpanzer IV Wirbelwind |
---|---|
派生車体 | - |
次車体 | Ostwind II |
解説
主砲を新型の3.7cm Flak 43×1門へと改めた対空車両。
前型ヴィルベルヴィントとは異なり、シャーシはPz.Kpfw.IV Ausf.Jを流用している。
砲塔旋回用の動力が無くなり、手動での旋回になっているようだ。
よって砲塔の旋回速度が大幅に落ちているのに注意。だが対空戦闘に影響が出るほどではない
基本的な火力は同じ3.7cmとはいえ3.7cm Flak 36 Sd.Kfz.6/2のFlak 36からFlak 43 L/89に強化。
連射力も大きく向上し、8発クリップの採用で少ないリロードタイムで撃ち続けることが出来るようになった。
RANK3戦場では対地となると流石に力不足が目立つので注意。
とは言え、たまに対空車両同士で会敵したときなどは自慢の投射量で楽々撃ち勝てるだろう。
砲塔の装甲は相変わらず貧相極まりないが、ヴィルベルヴィントよりもサイズが大きく、かつシャープな形に。
他国のトラックシャーシよりマシとはいえ、とても正面で撃ちあえるものではない。
乗員が車体2人砲塔3人の計5人。
強力なパワーと連射力を兼ね備えた対空車両ではあるものの、やはり対戦車だとモジュール破壊が限界。
ただしT-34やM4ならば側面、後部など装甲の薄い部分を狙えば撃破可能。
砲直径が増えたからと言って安易に前線を張るのではなく、本職の対空攻撃で活躍していこう。
ABでの修理費は非常に高騰し、Ver1.59現在で最大改良状態だと12395SLとまさに桁違いの数値になっている。
戦場で撃破されてしまうたびに満額払っていてはせっかく対空、対地上戦で活躍しても赤字になってしまう。
そこで改造した装備の中で、対空射撃に不要な物を取り外して修理費を下げる手法を活用しよう。
例としては、サスペンション、ブレーキ、フィルター、変速機、エンジン等だ。
これらを外すと、機動力は初期状態に落ちるが修理費は2割弱下がる。
また、アサルトでのスポーンコストはABでの修理費に比例している為、そちらでも高騰しており非常に使いにくい。ヴィルベルヴィントか、BRが許すならオストヴィントⅡを使った方がいいだろう。
なお、修理費が高騰しているのはABだけで、RBやSBの修理費は安い部類に入る。
史実
正式名称はIV号対空戦車オストヴィント (独:Flakpanzer IV Ostwind)。制式番号は不明。オストヴィントとはドイツ語で「東風」を示す。
ヴィルベルヴィントの攻撃力不足を重大と見たドイツ陸軍が新たに発注した。ただしオストヴィントはあくまでメーベルワーゲンを置き換えるべきものであり、ヴィルベルヴィントは単に対空戦車不足を補うためのつなぎに過ぎなかったとの見方もある。ヴィルベルヴィントと同じように IV号戦車の車体を流用している。
搭載砲の3.7 cm Flak 43対空機関砲は2 cm Flak 38機関砲に比べて射程距離が長く、一発の破壊力も格段に大きかった。
車体は後述の通り上部構造が変更されたため新規生産車体となり、もともとⅣ号戦車の車体生産を行っていたクルップ・グルソン工場が車体を、ニーベルンゲン工場が車体上部構造を供給し、シュターリン工業が最終組み立てを担うこととなっていた。
陸軍は100両(うち10両は予備)を発注したが、連合軍の爆撃などの影響により車体生産が全く進まず、急遽44年12月以降ヴィルベルヴィントの生産を担当していたオストバウ社に砲塔と車体上部構造を送り込んで、前線から戻されたⅣ号戦車を改造する形で12月~3月で計22両を完成させた。
試作型ではⅣ号戦車G型にそのまま砲塔を載せる形であったが、Flak43を搭載するにあたりヴィルベルヴィントよりも大型化した砲塔がエンジン点検ハッチと干渉し、砲塔を外さないとエンジンが点検できないという問題が発生したため、砲塔リングを前方に移し、併せて無線手ハッチを操縦手ハッチと同じ位置まで前進させた新規上部構造を持つ車体となり、砲塔も前部下部に砲塔リングへの被弾を防ぐための張り出しが設けられた。
今まで、砲塔リングはより直径の大きいティーガー戦車用の砲塔リングを用いたものとなり、砲塔が大型化し、中にはクーゲルブリッツ用に作られた、操縦手・無線手ハッチが斜めに配置された車体を転用した7輌生産されたと言われていたが、実のところ砲塔の大型化と砲塔リング径の拡大に関しては明確なソースはなく、小ネタで記述したⅢ号対空戦車のことを考慮しても通常のⅣ号と同じリング径ではないかとする向きも存在する。
小ネタ
・3.7cm Flak43
メーベルワーゲンやこのオストヴィントに搭載されている高射砲は、本ゲームで使用できるSd.Kfz.6/2のFlak36の後継(なおFlak36の照準器を改修したFlak37も存在する)であるFlak43となっている。
これは構造を抜本的に見直し、Flak36/37が6発クリップで装填し発射速度毎分80~100発であったのに対し、8発クリップで装填し発射速度150~180発と劇的な改善がなされたモデルとなっている。
さらに生産もプレス加工の大幅導入もあり生産にかかる労力が1/4となり、戦闘重量も1,550kgから1,250kgに軽量化にも成功している。
・Ⅲ号対空戦車
戦車部隊同様に対空戦車を要望していた突撃砲部隊向けに計画、開発されたのがオストヴィントの兄弟車といえるⅢ号対空戦車である。
Ⅲ号突撃砲と同じ部隊で運用されることから整備、補給の面を鑑みⅢ号戦車ベースとなっている。
車体は後送されたⅢ号突撃砲の車体を使用し、車体上部構造は同じく後送されたⅢ号戦車のなかで砲塔リングが無事な車体から転用するという、ニコイチで生産されることになっていた。
砲塔はオストヴィントをベースにⅣ号戦車の砲塔リング径168cmからⅢ号戦車の152cmに縮小したものとし、90基生産する計画だった砲塔のうち初めの18基はオストヴィント用からの転用、残りを新規生産することになっていた。
正確な生産数は不明だが、突撃砲部隊への装備記録から最低でも14両が完成したことが確認されている。
外部リンク
コメント
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- 駆逐戦車だな あほくさ -- 2016-10-22 (土) 14:50:54
- これRB専用でいいよね? ついでに対戦車で -- 2016-11-10 (木) 17:08:33
- T54こいつで倒せたぞ。側面だけど。 -- 2016-11-21 (月) 11:21:25
- 三人称視点で連射中に照準視点に切り替えると、何故か異様に発射速度が速くなる -- 2016-12-14 (水) 00:14:43
- 2.5km前後から見越し点の先を狙うと命中弾が出る。しかしラグとスパークリングのせいで当たるかどうかは運による。ヴィルベルは1km前後に近づかなければ何とかなる。オストは敵に1両いるだけでキルストが完封されるレベル。しかし自分がオストに乗るとあまり強くない。 -- 2017-01-07 (土) 21:40:52
- 対空専念するとしてこいつとヴィルベルヴィントだとやっぱこっち強いですか? -- 2017-02-03 (金) 22:21:00
- 人によるんじゃないかなぁ。俺はどっちも好きでどっちも使うけど、どちらかというとヴィルベルヴィントの方が対空しやすい。 -- 2017-02-03 (金) 22:26:26
- 2km以上の遠距離からでも迎撃可能なオスト、引き寄せてからの機銃掃射で高確率の迎撃が見込めるヴィルベル。っと言った感じかな? -- 2017-02-04 (土) 02:20:03
- 人によるんじゃないかなぁ。俺はどっちも好きでどっちも使うけど、どちらかというとヴィルベルヴィントの方が対空しやすい。 -- 2017-02-03 (金) 22:26:26
- 撃ち続けると砲身冷却必要になりました?元からでしたっけ?^^; -- 2017-02-06 (月) 12:05:16
- 最近のアプデでオーバーヒートするようになったんよ -- 2017-02-06 (月) 12:14:52
- なるほど、ありがとうございます^^ -- 2017-02-06 (月) 23:57:56
- 最近のアプデでオーバーヒートするようになったんよ -- 2017-02-06 (月) 12:14:52
- こいつ修理代こんなに高かったのか。いつも試合終わりがけになったら突撃して壊してたけどもうやめよう・・・ -- 2017-02-11 (土) 22:48:27
- もうちょっと乗員を大切にしてあげて… -- 車長より? 2017-02-11 (土) 23:13:26
- 改修なかなか進まないし、そこそこ戦車に勝てちゃうからつい誘惑に駆られるんだよね。今後は壊さないように立ち回るよ。もちろん乗員のために。 -- 木主 2017-02-12 (日) 23:11:55
- もうちょっと乗員を大切にしてあげて… -- 車長より? 2017-02-11 (土) 23:13:26
- ここまで砲精度がいいと本当に助かる。1.5キロ先の敵でも割と当たる -- 2017-02-12 (日) 12:13:25
- 最近僕のウィルベルとオストがアハトラ排除担当になってる。アハトラがnerfくらったから4.7とか5.0に普通に来るようになったからね -- 2017-03-02 (木) 23:33:33